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有限会社デルフィナ・葵産業株式会社は、住宅防音工事設計監理・耐震補強設計監理・精密耐震診断(木造)・構造計算(枠組壁工法)を専門とする設計事務所です。

TEL. 042-860-6736

〒194-0022 東京都町田市森野4丁目1-8

防音工事2×4(ツーバイフォー)工法の建物


<初級編>
2×4工法には、
◆壊してはいけない壁
◆穴を開けてはいけない床材
◆切り欠いてはいけない柱
があります。

注意をしないで防音工事・リフォームを行うと、建物が弱くなります。

<中級編>
新築建物の引き渡しの際、新築確認申請なる一冊にまとめた書類を、施工を
依頼した工事店さんから受け取っています。
この一冊は、とても大切な書類ですので、土地の権利証などと一緒に、どこか?
に、しまっていると思いますが、発掘をしてきてください。

住宅金融公庫から借り入れた際、その一冊の中に、以下の本が入っています。
見て欲しいのは、この本の
2P目に書かれている5〜6行(上級編に記載)です。

難しいお話はしませんので (*^_^*)♪



補足:私が若き日に勉強したので、マーカーを引いてあります。
   また、その本をスキャナで読み取っていますので、曲っている画像があります。
   見にくい部分がありますが、ご容赦くださいませ。
   (仕様書は毎年出版されていて、現在はフラット35対応という表記があります)

<表紙>
厚木飛行場/住宅防音工事/2×4工法/2×4工法/2×6工法/2×6工法
この”工事仕様書”は、わかりやすく言えば2×4用施工マニアルです。

基礎工事〜
躯体工事〜屋根工事〜給排水工事ガス設備工事電気工事
内外装工事〜建具造作工事〜塗装工事〜衛生設備工事

上記の工事項目に、2×4工法独自の規定があります



下のを見てください
(文字は読まなくていいです)
___線が引かれている事は確認してください)

<躯体工事項目のページ>
厚木飛行場/住宅防音工事/2×4工法/2×4工法/2×6工法/2×6工法
厚木飛行場/住宅防音工事/2×4工法/2×4工法/2×6工法/2×6工法
上記の絵は一例です。
↑穴を開けたり、切り欠きをして良い箇所が、建物全体で、詳細に
決まっています。


基本的に木造在来工法の建物を防音工事する時のように、
のこぎり・ノミ・かんなの使用は
不可
です。

2×4工法が地震に強い理由はここにあります。






<上級編>
この工事共通仕様書の2P目に大切な事が書かれています


<1P目>

厚木飛行場/住宅防音工事/2×4工法/2×4工法/2×6工法/2×6工法

<2P目>
厚木飛行場/住宅防音工事/2×4工法/2×4工法/2×6工法/2×6工法

重要な2p目の文言ですが、
(1)「〜〜〜部分」を添削すると、違法建築物となり・・・
(2)「___部分」を実験や構造計算等により安全性を確かめずに
    訂正すると、違法建築物となり・・・



2×4工法のルールを熟知しないで防音設計を行い、防音工事を行うと、
せっかく丈夫だったわが家が、そうでは無くなってしまいます。

具体的には、

U工法エリア(75W)では、換気扇やエアコン新設時、電気の配線ルート
T工法エリア(80W以上)では、外壁に面する内壁と天井を撤去


この作業をする時、

◆穴を開けてはいけない床根太
◆ノミで切り欠いてはいけない柱(スタット)
◆石膏ボードを剥がしてはいけない内壁(耐力壁)


・・・色々とあります。


この判断を、現場サイドで”おらが勘”に任せないようにする為に、この
枠組壁工法工事工事共通仕様書
が存在しています





<補足>
大切なこと@
建築基準法は、国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその”最低基準”を定めた法律

建築基準法と同様に、2×4工法のバイブル的なこの工事共通仕様書も、
”2×4工法の最低基準”
と解釈をしている人が、とっても多いですが、そうではありません


大切なことA
この本に記載されているルール通りに、
間取り(部屋の広さ)・外壁・内壁・サッシ(開口部)・木製建具(開口部)
建てられていれば、構造計算をした建物と同じです。

大切なことB
ライフスタイルの変化などによって、リフォーム(間取り変更)する時は
制約を受けます。

木造在来工法に比べると、ちょっと不便?
かもしれないですが、学者・先生方が作ったルールですから、制約がある分地震や台風に対しては安全です。


<余談>
最後に、私の自宅は三井ホームです。
2×4工法(構造ルール)を覚えたのは、住友不動産三島営業所さんの
設計に携わっていた時です。
大手ハウスメーカー程、コンプライアンス(法令遵守)を守りますので、
ルール通り、丈夫に建てられています。

2×4ルールを守って防音工事を行えば、建物が弱くなることはありません。

弊社は2×4工法(枠組壁工法)に熟知しておりますので、お問い合わせください。

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