診断方法の種類 | 対象建物 | 対象診断者 |
誰でもできるわが家の耐震診断 | 平屋・2階建の戸建木造住宅 (事務所・店舗併用住宅を含む) 在来軸組木造・枠組壁工法 *伝統的構法木造、木質系プレハブは対象外 |
一般の住宅の所有者・居住者 |
一般診断法 | 在来軸組構法 伝統的構法 枠組壁工法 混構造住宅(1階がRC・S造で2階以上の木造部分) *丸太組構法、プレハブ工法は対象外 |
建築士 大工 大工 *建築基準法、品質確保促進法に規定された建築構造に関わる規定について一定の知識が必要 |
精密診断法1 | 在来軸組構法 伝統的構法 枠組壁工法 混構造住宅(1階がRC・S造で2階以上の木造部分) *丸太組構法、プレハブ工法は対象外 |
建築士 *建築基準法、品質確保促進法に規定された建築構造に関わる規定について一定の知識が必要 *建築構造力学について一定の知識が必要 |
分類 | 屋根の仕様 | 壁の仕様(参考) |
軽い建物 | 石綿スレート板、鉄板葺きなど | ラスモルタル壁(外壁) ボード壁(内壁) |
重い建物 | 桟瓦葺など | 土塗壁(外壁)、ボード壁(内壁) |
非常に重い建物 | 土葺瓦屋根など | 土塗壁(外壁・内壁とも) |
T | 健全な鉄筋コンクリートの布基礎又はべた基礎 |
U | ひび割れのある鉄筋コンクリートの布基礎又はべた基礎 無筋コンクリートの布基礎、柱脚に足固めを設け鉄筋コンクリート底版に柱脚又は、 足固め等を緊結した玉石基礎、軽微なひび割れのある無筋コンクリート造の基礎 |
V | 玉石、石積、ブロック基礎、ひび割れのある無筋コンクリート造の基礎 |
地盤の分類 | 判断基準 | 昭和55年 建設省告示 第1793号 |
良い・普通の地盤 | 洪積台地または同等以上の地盤 | 第1種地盤 |
設計仕様書のある地盤改良 (ラップル、表層改良、柱状改良)) |
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長期許容地耐力50kN/u以上 | 第2種地盤 | |
下記以外 | ||
悪い地盤 | 30mよりも浅い沖積層(軟弱層) | |
埋立地及び盛土地で大規模な造成工事(転圧・ 地盤改良)によるもの (宅地造成等規制法・同施行令に適合するもの) |
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長期許容地耐力20kN/u以上50kN/u未満 | ||
非常に悪い地盤 | 海・川・池・沼・水田等の埋立地及び丘陵地の盛土地 で小規模な造成工事によるもので軟弱な地盤 |
第2種地盤 又は 第3種地盤 |
30mよりも深い沖積層(軟弱層) | 第3種地盤 |
地方 | Z | |
(0) | 静岡 | 1.2 |
(1) | (2)から(4)まで掲げる地方以外 | 1.0 |
(2) | 青森県のうち 青森市・弘前市・黒石市・五所川原市・むつ市・東津軽郡・西津軽郡・ 中津軽郡・南津軽郡・北津軽郡・下北郡 秋田県 山形県 福島県のうち 会津若松市・郡山市・白河市・須賀川市・喜多方市・岩瀬郡・南会津郡・ 北会津郡・耶麻郡・河沼郡・大沼郡・西白河郡 新潟県 富山県のうち 魚津市・滑川市・黒部市・下新川郡 石川県のうち 輪島市・珠洲市・鳳至郡・珠洲郡 鳥取県のうち 米子市・倉吉市・境港市・東伯郡・西伯郡・日野郡 島根県 岡山県 広島県 徳島県のうち 美馬郡・三好郡 香川県のうち 高松市・丸亀市・坂出市・善通寺市・観音寺市・小豆郡・香川郡・ 綾歌郡・仲多度郡・三豊郡 愛媛県 高知県 熊本県((3)に掲げる市及び郡を除く) 大分県((3)に掲げる市及び郡を除く) 宮崎県 |
0.9 |
(3) | 山口県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県のうち 八代市・荒尾市・水俣市・玉名市・本渡市・山鹿市・牛深市・宇土市・ 飽託郡・宇土郡・玉名郡・鹿本郡・葦北郡、天草郡 大分県のうち 中津市・日田市・豊後高田市・杵築市・宇佐市・東国東郡・速見郡・ 下毛郡・宇佐郡 鹿児島県(名瀬市及び大島郡を除く) |
0.8 |
(4) | 沖縄 | 0.7 |
T | 合板 |
U | 火打ち+荒板 |
V | 火打ちなし |
T | 平成12年建設省告示第1460号に適合する仕様 |
U | 羽子板ボルト、山形プレートVP、かど金物CP−T・CP−L、込み栓 |
V | ほぞ差し、釘打ち、かすがい等(構面の両端が通し柱の場合) |
W | ほぞ差し、釘打ち、かすがい等 |
工法の種類 | 壁基準耐力 (kN/m) |
||
土 塗 り 壁 |
塗厚40mm以上〜 50mm未満 |
横架材まで達する場合 | 2.4 |
横架材間7割以上 | 1.5 | ||
塗厚50mm以上〜 70mm未満 |
横架材まで達する場合 | 2.8 | |
横架材間7割以上 | 1.8 | ||
塗厚70mm以上〜 90mm未満 |
横架材まで達する場合 | 3.5 | |
横架材間7割以上 | 2.2 | ||
塗厚90mm以上 | 横架材まで達する場合 | 3.9 | |
横架材間7割以上 | 2.5 | ||
筋かい鉄筋9φ | 1.6 | ||
筋かい木材15×90以上 | びんた伸ばし | 1.6 | |
筋かい木材30×90以上 | BP-2または同等品 | 2.4 | |
釘打ち | 1.9 | ||
筋かい木材45×90以上 | BP-2または同等品 | 3.2 | |
釘打ち | 2.6 | ||
筋かい木材90×90以上 | M12ボルト | 4.8 | |
木ずりを釘打ちした壁 | 0.8 | ||
構造用合板(耐力壁仕様) | 5.2(1.5) | ||
構造用合板(準耐力壁仕様) | 3.1(1.5) | ||
構造用パネル(OSB) | 5.0(1.5) | ||
ラスシートモルタル塗り | 2.5(1.5) | ||
木ずり下地モルタル塗り | 2.2 | ||
窯業系サイディング張り | 1.7(1.3) | ||
石膏ボード張り(厚9以上) | 1.1(1.1) | ||
合板(厚3以上) | 0.9(0.9) | ||
ラスボード | 1.0 | ||
ラスボード下地しっくい塗り | 1.3 |
建物の種類 | 固有周期 T |
一般の木造住宅 | T=0.03×H |
混構造木造住宅 | T=(0.02+0.01α)×H |
Qi=0.2×Ci×ΣWi | Ci:地震層せん断力係数 ΣWi:当該階より上にある層の全重量 |
Ci=Z×Rt×Ai×Co | Z:昭和55年建設省告示1793号に定められた地域係数 Rt:振動特性係数 昭和55年建設省告示1793号第2に定められた計算法により 建物の固有周期Tと地盤の種類によって求められる数値 Ai:層せん断力分布係数 Co:標準層せん断力係数 |
Rt=1 | Tc>Tの場合 |
Rt=1-0.2×(T/Tc-1)二乗 | 2Tc>T≧Tcの場合 |
Rt=1.6Tc/T | 2Tc≧Tの場合 |
第1種地盤 | 0.4 |
第2種地盤 | 0.6 |
第3種地盤 | 0.8 |
Fs=1.0/(2.0-Rs/0.6) | (Rs≦0.6) |
Fs=1.0 | (0.6≧Rs) |
Rs=rs√rs Rs:各階の剛性率 rs:当該階の層間変形角の逆数 -rs:当該建築物のrsの相加平均 層間変形角=当該階当該方向の必要耐力/当該階当該方向の剛性 |
偏心率Re \ 平均床倍率 |
Re<0.15 | 0.15≦Re<0.3 | 0.3≦Re<0.45 | 0.45≦Re<0.6 | 0.6≦Re |
1.0以上 | 1.0 | 1/(3.33Re+0.5) | (3.3-Re)/ [3(3.33Re+0.5)] |
(3.3-Re)/6 | 0.45 |
0.5以上 1.0未満 |
(2.3-Re)/ [2(3.33Re+0.5)] |
(2.3-Re)/4 | 0.425 | ||
0.5未満 | (3.6-Re)/ [3(3.33Re+0.5)] |
(3.6-2Re)/6 | 0.40 |
番号 | 水平構面の仕様 | 床倍率 | |
1 | 面 材 張 り 床 面 |
構造用合板12mm以上又は構造用パネル1・2級以上 根太@340以下落し込み、N50@150以下 |
2.00 |
2 | 構造用合板12mm以上又は構造用パネル1・2級以上 根太@340以下半欠き、N50@150以下 |
1.60 | |
3 | 構造用合板12mm以上又は構造用パネル1・2級以上 根太@340以下転ばし、N50@150以下 |
1.00 | |
4 | 構造用合板12mm以上又は構造用パネル1・2級以上 根太@500以下落し込み、N50@500以下 |
1.40 | |
5 | 構造用合板12mm以上又は構造用パネル1・2級以上 根太@340以下半欠き、N50@500以下 |
1.12 | |
6 | 構造用合板12mm以上又は構造用パネル1・2級以上 根太@340以下転ばし、N50@500以下 |
0.70 | |
7 | 構造用合板24mm以上、根太なし直張り4周釘打ち N75@150以下 |
3.00 | |
8 | 構造用合板24mm以上、根太なし直張り川の字釘打ち N75@150以下 |
1.20 | |
9 | 幅180杉板12mm以上、根太@340以下落とし込み 又は半欠き、N50@150以下 |
0.39 | |
10 | 幅180杉板12mm以上、根太@340以下転ばし N50@150以下 |
0.30 | |
11 | 幅180杉板12mm以上、根太@500以下落とし込み N50@150以下 |
0.26 | |
12 | 幅180杉板12mm以上、根太@500以下半欠き又は転ばし N50@150以下 |
0.24 | |
13 | 面 材 張 り 屋 根 面 |
5寸勾配以下、構造用合板9mm以上又は構造用パネル1・2・3級級 垂木@500以下転ばし、N50@150以下 |
0.70 |
14 | 矩寸勾配以下、構造用合板9mm以上又は構造用パネル1・2・3級級 垂木@500以下転ばし、N50@150以下 |
0.50 | |
15 | 5寸勾配以下、幅180杉板9mm以上、垂木@500以下転ばし N50@150以下 |
0.20 | |
16 | 矩勾配以下、幅180杉板9mm以上、垂木@500以下転ばし N50@150以下 |
0.10 | |
17 | 火 打 ち 水 平 構 面 |
火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積2.5u以下、梁せい240以上 | 0.80 |
18 | 火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積2.5u以下、梁せい150以上 | 0.60 | |
19 | 火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積2.5u以下、梁せい105以上 | 0.50 | |
20 | 火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積3.3u以下、梁せい240以上 | 0.48 | |
21 | 火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積3.3u以下、梁せい150以上 | 0.36 | |
22 | 火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積3.3u以下、梁せい105以上 | 0.30 | |
23 | 火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積5.0u以下、梁せい240以上 | 0.24 | |
24 | 火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積5.0u以下、梁せい150以上 | 0.18 | |
25 | 火打ち、金物HB又は木製90×90、平均負担面積5.0u以下、梁せい105以上 | 0.15 |